db-telegraph’s diary

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無印良品の元々のコンセプトは「茶道」!世界で愛される理由は?


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雑貨から食品、家具、最近では住宅販売やホテル運営までこなす無印良品

人気の秘密を調査してみました。

無印良品の成り立ち

元々西友の PB (プライベートブランド)として、1980年に誕生しました。

当時は40品目の食品でスタート。

イオンのトップバリュのようなイメージでしょうか。

 

コンセプトは茶道から

無印良品は、世界的に受け入れられるお店になっていますが、

その理由の一つは「シンプル」

シンプルだからこそ、

「世界中の何処の家でも、誰が使っても、暮らしの中に溶け込む」

無印良品の誕生に関わった田中一光氏が、茶道に通じていたと言われています。

彼は、茶道を通して「日本らしさ」を

無印良品のコンセプトに取り入れたようです。

 

空っぽの箱だから自由度が高い

茶道に分ける「茶室」は、空っぽの入れ物です。

茶道では、

「客人も含めて、ともに茶の経験を完成させていく」

と言われています。

つまり、無印良品の商品は使う人が、

商品と共にストーリーを作って暮らしを完成させていくのです。

茶道の特徴は、

「物事を単純化し、様々なものを削ぎ落とし、残されたところに本質と美がある」

と考えまるのです。

この考えが、無印良品のコンセプトの根源にあるようです。

 

とんがった商品はありません

無印良品の商品作りは、

「これ『が』いい」ではなく、「これ『で』いい」

だそうです。

つまり、あえて個性を出さない戦略です。

個性を際立たせたい現在のマーケティング手法とは、

まったく逆をいっています。これは興味深い特徴です。

「これ『で』いい」という姿勢が、

商品の汎用性を広げ、世界中から愛されるようになった理由のようです。

 

無印良品は、シンプル+ナチュラ

商品のカテゴリーが多いため、ブランドの共通のイメージを大切にしています。

「シンプル」

ナチュラル」

のコンセプトをもとに、商品開発をし、

「感じの良い暮らしの実現」

という普遍的価値の提案をしています。

 

2つのコンセプトをもとに

本能的に、心地の良いものを商品化しているため、

世界中で愛されているのでしょう。

 

ストレスの多い現代社会に求められているブランドのような気がします。

無印良品のお店に入ると、なんかリラックスできるような気がします。

無印のコンセプトが、私たちを本能的に穏やかにしてくれているのかもしれません。