モス比べ食べ。ソイバーガー VS バーガー。どれだけ違う?
代替肉が注目されている!
最近は、ベジタリアンの増加や、環境問題等SDGsを考慮して、
肉を食べない人が増加中です。
その観点から、代替肉(人工肉・フェイクミート等とも呼ばれます)が
注目されているのです。
実は、ビルゲイツも、ビヨンドミート(米・代替肉生産会社)に
投資をしているそうです。
また、アメリカでは
マクドナルドも「ビヨンドミート」(代替肉)を採用しているそうです。
モスバーガーで代替肉バーガーを注文
代替肉を使ったハンバーガーを販売しています。
ソイバーガーと言われるメニューです。
ソイ(SOY)、つまり大豆で作った肉です。
大豆も、タンパク質が豊富ですから、栄養価は似たような感じになります。
今回はモスバーガーの
を食べて比較してみました。
どんな違いが?
価格の違い
値段は、どちらも390円で変わりません。
肉の原料が高いはずですが、大豆で加工する技術料が加味された価格でしょう。
カロリーの違い
モスバーガー 367㎉
ソイモスバーガー 346㎉
モスバーガーの方が、若干カロリーが低いですが、
気にするほどの差はありません。
外観の違い
見た目は、ほぼ同じ。
見た目では判断がつきません。
袋には「ソイ」というシールが貼ってあり、間違い防止策がとられています。
あえて言えば、ソイパティの方が色が白っぽい。
しかし、両方を比較してやっと分かる程度で、
どちらか一方を頼んでいたら、その違いに全く気づかないレベルです。
食べて比較してみる
食べ比べて見ます。
なんと、大きな違いは感じられません!
ソイバーガーだけ出されれば、代替肉バーガーだとは気づかないレベル!
両方を比べて初めて、食べ比べるとなんとなく違いを感じます。
あえて言うと違いは、
- 肉のパテはズッシリ感があります。
- ソイ(大豆)パテの方はちょっとライトな感じ。
しかし、画像にもあるように、肉の繊維までも忠実に再現してあり、
ソイバーガーだけを出されれば、本物の肉と勘違いする人も多いと思います。
特に、モスバーガーは、モスソースの主張が強いので、
そちらに注意を持っていかれがちなので、なおさらです。
最近の、惣菜の弁当や冷凍食品などして販売されているハンバーグは、
肉だけ作られていません!
原材料費を抑えるため、
調味液やつなぎと称した様々な添加物が、50%は添加されているのが普通です。
そのため、肉肉しくなくとも、ハンバーガーというのは成立するのです。
庶民の舌がそれに慣れているのです。
そのため、一般消費者すれば、
決してソイバーガーが代替肉とは気づかないはずです。
ソイバーガーの課題は?
ソイバーガーは、かなりのクオリティを出しています。
ただ、価格もカロリーもそれほど変わらない。
それなら、注文されるには、何らかの動機付けが必要です。
- 健康・環境等の意識付け
- 価格を肉のバーガーより抑える(価格訴求)
この2点だと思います。
しかし、そもそも健康志向の人が、
ファーストフードのハンバーガーを食べるか?という疑問があります。
そこそ覆すぐらいのインパクトで、
上記2点がPRされる必要があるのかもしれません。
しかし、日本は食の面でも国際都市を目指す必要があると思います。
そうなると、
ベジタリアンやビーガン向けメニューがあることは開発は必須でしょう。
比較したまとめ
あのレベルが予想以上に向上していました!
比較して食べないと、
本物の肉と区別がつかないレベルまで来ていることがわかりました。
ソイバーガーを食べてみて、
世の中の進歩を体験するのも悪くないと思います!