用語解説。今話題の「ゴーストレストラン」とは?
コロナ禍の現在、「ゴーストレストラン」という業態が注目を集めている。
定義は以下の通り。
①飲食スペースを持たない。
つまり店舗内で飲食ができない。
②そのレストランは、デリバリーに特化している。
Uber eatsや 出前館など、にデリバリーを委託していることが多い。
③ひとつの厨房の中で、複数のブランドを持っている。
和洋中など、複数のブランドを一つの店舗で運営している。
ゴーストレストラン、つまりレストランとしての表向きの実態は無いレストランのこと。このような業態のゴーストレストランは、全国に多くのチェーン展開を始めている。
「ガイアの夜明け」(テレビ東京)によると、コンビニのローソンは、ゴーストレストランと組んでメニュー開発や店内キッチンを拡充させるそうだ。
効率化のために、調理キットを使用して、
素人が誰でも「素早く」「短時間」で「美味しそう」
に作れるメニューを開発していた。
今の時代、「こだわり抜いた料理」を 職人が長時間かけて作ることは、
コストパフォーマンスがあまり良くないのかもしれない。
もちろん、一部のこだわりレストランの評価は高く収益性も高いのだが、
それはあくまでも一部の店である。