無印良品は、なぜ人気がある?愛される理由が存在しました!
- 無印良品とは?
- 無印良品の成り立ち
- コンセプトは「茶道」
- 「これ『が』いい」じゃない、「これ『で』いい!」という商品づくり
- 本能的に心地の良いものを商品化
- ライフスタイルの詳しく調査し商品に反映する
- 全国のローソンで販売決定!
- 無印が人気の理由は?
無印良品とは?
MUJI (無印良品)は、株式会社 良品計画 の一つのブランドです。
※海外では「MUJI」ブランドで展開しています。
世界中に店舗を持つ小売企業です。
最近では、ホテル・キャンプ場運営、住宅販売と様々な事業も手がけています。
中国では、お洒落な「ちょっと高級なブランド」と認識されているようです。
無印良品の成り立ち
西友(スーパー)の PB ブランドとして、1980年に創設されました。
イオンの「トップバリュ」の位置付けです。
当初は、40品目の食品のみを扱っていました。
今では、多様な7000品目以上の商品を扱っています。
コンセプトは「茶道」
無印良品の誕生に関わった田中一光氏は、茶道に通じていようです。
田中氏は、「茶道」の考え方を無印の商品開発に取り入れたそうです。
2つの茶道の特徴
- シンプル ➡ 物事を単純化する
- 余計なものを排除 ➡ 物事の「本質」と「美」が浮き上がる
それが今でもコンセプトとして存在するのです。
茶道における茶室とは空っぽの入れ物
茶道における「茶室」とは、何もない空間です。
その空っぽな空間に、
- 何を入れるか?
- どのように完成させるか?
それは使う人によってデザインされます。
使う人のアイデア次第で様々な形に変わるのです。
自由度が高く、万人にウケる商品作りができているのは、このためです。
「これ『が』いい」じゃない、「これ『で』いい!」という商品づくり
一般的に、商品個性を出すため、利用者や利用場面を狭め、
「これでなくてはダメ!」
「これ『が』いい!」
という商品づくりをするのが、今のトレンドです。
しかし、無印良品のコンセプトは、
「これ『で』いい!」という考えのもと、
個性を出さず汎用的な商品作りを心がけているといいます。
これが、人種・地域を問わず、世界中で愛されている理由のようです。
本能的に心地の良いものを商品化
MUJI の商品は、販売地域ごとにアレンジしていません。
- シンプル
- ナチュラル(自然)
というコンセプトに基づいた、普遍的価値の提案をしているのです。
人間という生物が求める、生理的な「快」「不快」を洗い出し、
「心地よさ」を追求する商品作りを大切にしています。
ライフスタイルの詳しく調査し商品に反映する
自社サイトを通じて、ファンからのアイデアを募集したり、
社員の家を調査し、生活の中の必要なものを探っていく努力をしています。
※実はこの社員の家を調査するというライフスタイル調査は、
リアルな生活を調査することで、
生活者の不満を解消するための商品づくりができるのです
全国のローソンで販売決定!
無印良品の店舗以外でも、無印良品を手に取ってもらえるように、
全国のローソンでの販売が決定しました。
一部のローソンで、無印良品の商品展開をしたところ、
店舗売り上げが3~5%UPしたとのことです。
無印が人気の理由は?
全人類に受け入れられる「汎用性」を重視しているようですね。
誰からも愛される理由がわかったのではないでしょうか?
また一層、無印が好きになりましたか?